

浦壁伸周の美容研究所についてです。





浦壁伸周 美容研究所について4
皮膚常在細菌とその機能の発見<皮膚常在細菌は美容と健康の源・3>
第二に、皮膚のphを弱酸性に保ち、有害菌や病原菌の侵入定着を防いでいる。
アクネス菌が皮脂を食べ、増殖するのに伴いオレイン酸などの酸性物質を産出すると、
皮膚表面のph値が次第にph4・5程度まで下がる。
そうすると、これが引き金となって増殖を停止し、同時にエピデルミディス菌が増殖を始めて
アルカリ性物質を産出する。これによって、先の酸性へ傾いたphを中和し、ph6・5前後に戻す。
そうするとこれが逆に引き金となってアクネス菌が活動を開始する。
この繰り返しによって皮膚は弱酸性環境を獲得する。
第三に、皮膚常在細菌は活性酸素を分解し、皮膚の老化を防いでいる。
皮膚常在細菌は活性酸素から自らを守るために、活性酸素分解酵素を産出する。
この分解酵素はSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)とカタラーゼである。
<続く>
浦壁伸周著・否定学のすすめより引用


浦壁伸周 美容研究所について3
皮膚常在細菌とその機能の発見<皮膚常在細菌は美容と健康の源・2>
さて、ヒトはこれら皮膚常在細菌からどのような利益を受け取っているのだろうか。
第一に取り上げられるべき利益は、有害菌や病原菌の皮膚表面での定着や、
体内への侵入を防ぐことである。
このメカニズムは、ひとつには、アクネス菌とエピデルミディス菌がバランスよく棲み分け、
勢力を保って生息していることで、有害菌や病原菌の侵入や定着を阻害している。
たとえば、アクネス菌とエピデルミディス菌のバランスが崩れると、
黄色ブドウ球菌(アトピー性疾患の病原菌)が皮膚を支配し、炎症や化膿、
さらには糜爛が現れ、やがて皮膚から体内へと侵入する。
<続く>
浦壁伸周著・否定学のすすめより引用




